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学資保険の元本割れって?

学資保険に加入している人が満期になった時にお金を受け取りますが、その時に受け取る総額がこれまで支払ってきた保険料を下回る場合、この状況を元本割れしたといいます。
元本というのは、保険料金の総額のことであり、本来であればこれ以上のお金を受け取ることができるはずです。
元本割れしてしまうのでは、わざわざ学資保険を利用した意味が無くなってしまいます。

それではどうして元本割れになってしまうことがあるのでしょうか。
まず、学資保険には大きく分けて二種類のタイプが存在しています。
一つは積立型です。

このタイプでは、毎月一定の保険料を支払っていきます。
それらの保険料を保険会社は受け取り、満期に達した時にはお金を給付金という形で渡します。
この給付金が今まで預けてきた保険料よりも増えていることによって、学資保険に加入するメリットが得られることになるのです。

定期預金を利用するよりも利回りが良いことが多いので、とても得をする方が多いです。
一方で、学資保険の中には保障型というタイプがあります。
こちらも毎月保険料を積み立てていくのは同じなのですが、満期になるまでの間に様々な保障を受けることができます。

子供が病気や怪我をした時にお金を受け取ることができる場合や親が無くなった時に満期になるまでずっとお金をもらえるような場合もあります。
これらの保障があることによって、子供は万が一の場合にも安心することができるようになります。
この保障型で元本割れを起こしてしまうことがよくあります。

保障をするためにはお金が必要となるので、その分を満期に達した時の給付金から引くことによって帳尻を合わせようとしているのです。
保障型に加入する時にはこのことについてきちんと説明を受けます。
ひょっとしたら保障型では元本割れをするかもしれないことは了解しておきましょう。
また、満期までには10年以上の時間が経過するため、その間の金利の変化によって元本割れになることもあります。

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